東京の観葉植物グリーンレンタル KIRIN PLUS株式会社

TEL:0120-25-8483

窓口受付 平日10:00~17:00

観葉植物の植え替えについて

 

家の中で育てる観葉植物は、お庭に植える花苗より、部屋の中では1年中外よりも 温度その他環境の変化が少ないため、余り手間があまりかからないことも利点とします。
しかし、何年もそのままにしていると、本来は広大な大地の土と養分で生きる植物が、比較すれば小さな鉢と少量の土に根を張るのですから、植え替えはしてあげたいモノです。

私たちKIRINPLUS株式会社は、観葉植物をお客様にレンタルさせていただいて管理一切を行わせていただいていますので、その場合は植替えをお客様が行う事は、ございませんが、お客様ご自身で購入して育てる場合は、植替えも大切です。ただし、植替えは、植物に取っては、人間にしてみたら手術をするみたいなモノのため、難しさもありますが、元気になってきた時の想いは格別だと思います。

今回は、観葉植物の植え替えに関する情報をまとめました。

 

観葉植物を植え替えるタイミング

観葉植物を植え替えるべきかどうかは三つのポイントで決まります。

 

・「鉢の底から根がはみ出してきた」
いわゆる「根詰まり」から起きる現象ですね。
鉢の中で根を張り過ぎてしまい、逆に水分や養分の吸収が悪くなります。

 

・「水が染み込まない・浸み込む箇所が偏る」
鉢の中の土が固くなっている状態です。
土が固くなることで、上記と同様に吸収が悪くなります。
農業で用いる「畑を耕す」作業をイメージするとわかりやすいと思います。

 

・「2~3年同じ土を使っている」
ここまで放置するのは本来おすすめしません。
やはり2年以上同じ土で育てていると、かなりの確率で限界が来ていると思って良いでしょう。

 

以上の三点に該当する場合、植え替えを行う必要があります。
プロの方や植物の世話に慣れた方なら植物の状態を見ただけでも元気がなくなっているかわかるようですが、上記のポイントが初心者の方でもとてもわかりやすいです。
植え替えは基本的に「土が古くなった」「鉢が小さくなった(植物が大きく育った)」場合に行うものなので、どちらかに該当していると思った時には行いましょう。

 

観葉植物を植え替える時期

観葉植物の植え替えには適した時期があり、5月から7月頃、遅くても9月までといわれます。
理由は、多くの植物が寒い時期には弱ってデリケートになるからです。
品種によってはいつでも大丈夫なものもありますし、普段置いている場所が年中適温になっているなら、何月でも問題ありません。
暖かくなった春の後半から、過ごしやすくなる夏の終わり頃にかけては大体の植物は元気に育っているので、植え替えの作業でも状態を変えずに植え替えられます。

 

観葉植物を植え替える方法と注意点

観葉植物を植え替える際の手順を紹介します。

 

「必要なもの」
・鉢植え用の新しい土(培養土)
・鉢底用の目の粗い土、あるいは鉢底石、軽石など
・今までのよりやや大きめの鉢
・鉢底用のネット
・ハサミ、シャベル、軍手、棒(根の土落とし用)などの用具

 

「植え替え手順」
1.鉢から植物を抜きます。

この際、事前に水やりを控えておくと作業がスムーズです(長くて数日。品種によります)。
手で持つ個所は、植物の根元ですね。
植え替えをする時は植物がすでに弱っている場合もあるので、間違えても上の部分を持たないようにしましょう。

 

2.抜き終えたら、土を払い落とす。
古い土なので全て除去したくなりますが、根が傷ついたり折れたりするのでここは軽めで大丈夫です。

 

3.用意した大きめの鉢に、鉢底用ネット、鉢底用の石、少量の土の順で入れます。
鉢底に石よりも大きな穴がなければ、ネットは不要です。
厳密には石もなくて大丈夫といわれますが「土が底で固まる」「下からこぼれる」などの対策になります。

 

4.植物を入れ、土を足します。

この時、棒や竹箸などで根の間に残った前の土をかき出しつつ、新しい土を入れ込みます。
植え替え後の植物の健康にもかかわる重要な作業なので、ていねいにする方がおすすめです。

 

5.たっぷりと水をやります。
土が新しいので、まずは全体に染み渡らせましょう。

ざっくりとした手順は以上になります。
植物の大きさや形によっては、新しい土になじむまでは支柱を立てて固定します。
根が傷んでいるようならその部分だけ切り落とす作業も必要です。

植え替えに使う用具などは、通販やホームセンターでも便利な一式セットが売られているので、ぜひ見てみましょう。
根に触れるのは、ほとんどの植物が嫌がるので、抜き取った後の作業はできる限り素早く終えるのがポイントです。

 

観葉植物植え替え後の注意と世話の仕方

観葉植物の植え替えが無事に済んで、すぐに元の世話ができるわけではありません。
とても重要なことなので、必ず実践してくださいね。

植え替え後の植物は、新しい土になじむまでに日数を要するので、まずは風も当たらない日陰に置きましょう。
水やりは土が乾いた時に一度だけ。
代わりに葉水(葉に水をかける)をこまめにしましょう。
肥料は必要ありません(培養土に含まれる肥料で充分)。

「無風の日陰に置く」「水やり一度、こまめに葉水」「肥料は不要」この三点のポイントを守れば、植え替えた土に植物がじっくりと慣れてくれます。
植物も人間と同じで、環境に適応する力があるので、強い日や雨風には当てず、まずは土に適応する時間を与えること。
この植え替え後の特別な期間は、植物動かしたりするもの控えて下さい。
根が伸び出して土に活着しようといてるのを振動で離れてしまうためです。
目安としては、新しい新芽が出てきたら、元の場所に置き、日光や風が当たっても大丈夫でしょう。

 

観葉植物を5~9月には植え替えて、健やかに育てましょう

観葉植物の植え替えについての情報をまとめました。
植え替え自体はそれほど大変ではないですが、重要なのは植え替え後の世話の仕方です。
大まかなポイントは今回の記事を参考にして、品種や環境なども考慮しつつ、行ってみてください。

 

 

 一覧に戻る